14カ月間で11回目の監督交代! セリエB降格危機のパレルモで前代未聞の迷走止まらず

コリーニ前監督の後任としてロペス新監督の就任を発表

 セリエAで14カ月間で11回目の監督交代が行われるという前代未聞の珍事が発生した。シチリア島に位置するパレルモは、今季勝ち点わずか10で暫定19位に低迷。セリエB降格危機が迫るなか、名物会長のマウリツィオ・ザンパリーニ氏は大ナタを振るい続けている。

 チームは26日に、ルイス・ディエゴ・ロペス新監督の就任を発表した。現役時代にウルグアイ代表DFとしてカリアリなどで活躍した新指揮官は、2013-14シーズンにカリアリを、14-15シーズンにはボローニャを率いた。24日にエウジェニオ・コリーニ前監督が辞任したばかりだが、2015年11月にジュゼッペ・イアキーニ元監督が解任されてから、じつに11回目の監督交代となった。

 その間、ダビデ・バッラルディーニ氏、ジョバンニ・ボージ氏、ファビオ・ビビアーニ氏、ペルージャ時代の中田英寿と同僚だったジョバンニ・テデスコ氏、ワルテル・ノベリーノ氏、ロベルト・デゼルビ氏が解任、または辞任してきた。イアキーニ氏とバッラルディーニ氏に至っては一度解任された後、2度目の就任を果たし、再び退任している。

 

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