6発アーセナルが「暴れまくり」 アウェー3戦17G…英国新記録の圧勝劇に注目「称賛に値」

アーセナルがシェフィールド戦で6発快勝【写真:ロイター】
アーセナルがシェフィールド戦で6発快勝【写真:ロイター】

アーセナルが前半だけで5ゴール

 イングランド1部アーセナルは3月4日、プレミアリーグ第27節でシェフィールド・ユナイテッドと対戦し、6-0で快勝した。前半だけで5ゴールが決まった一方的な一戦でアーセナルが英国トップ史上初の記録を打ち立てた。

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 試合は前半5分、左サイドを崩してMFマルティン・ウーデゴールが先制ゴールを決めると、同13分にはシェフィールドDFジェイデン・ボーグルのオウンゴールを誘い、同15分にはFWガブリエウ・マルティネッリが3点目を奪取し、ハイペースで得点を重ねた。

 前半25分にはMFカイ・ハフェルツ、同39分にはMFデクラン・ライスがゴールを決め、前半だけで5点の大量リードに。後半13分にDFベン・ホワイトもゴールを決めて、アウェーで6-0の快勝劇となった。

 データサイト「Sofascore」によると、アーセナルのポゼッション率は驚異の81%で、シェフィールドのシュート数4に対し、22本を浴びせ、データでも圧勝の一戦だった。

 英紙「ザ・サン」では、「アーセナルは暴れまくり、称賛に値する」とアーセナルの勝利を伝え、「シティとリバプールを相手に、これまでで最もタイトでスリリングなタイトル争いを繰り広げている」と、三つ巴のリーグタイトル争いについて触れた。

 また、データ分析会社「オプタ」の公式X(旧ツイッター)もアーセナルの快勝劇に注目。アーセナルはアウェーのリーグ戦で3試合連続の5ゴール以上を記録した2つ目のクラブとなり(1961年のバーンリー以来)、イングランドのトップリーグでは初となる、アウェー3試合連続で5点差以上の勝利を収めたクラブとなった(25節ウェストハム戦/6-0、26節バーンリー戦/5-0)。

 アーセナルはこの試合の勝利でリーグ戦での連勝を7に伸ばし、勝ち点を「61」とした。首位リバプールは勝ち点「63」、2位のマンチェスター・シティは勝ち点「62」と、3チームによる優勝争いがさらに白熱した展開を迎えている。

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