浦和DF大畑が東京Vの染谷に対してファウル

　浦和レッズは3月3日、本拠地埼玉スタジアムでのJ1リーグ第2節で東京ヴェルディと対戦。1点ビハインドの後半44分にPKでなんとか同点に追い付き、1-1で勝ち点1を分け合った。そのなかで、後半24分に途中出場のDF大畑歩夢がイエローカードを受けたプレーに対し、スポーツチャンネル「DAZN」で解説を務めた元日本代表FW佐藤寿人氏は「少し危険」と指摘している。

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　先手を取ったのはJ1復帰を果たした東京V。前半42分、FW木村勇大がゴールを決め、開幕戦に続いて先制点を奪った。そのままリードを保ち、試合終盤を迎えたが、浦和も意地を見せる。

　後半43分、浦和DF大畑歩夢がゴール前に飛び込むと、東京Vの山越が右足を出して倒してしまい、PKを献上。主審はビデオ・アシスタント・レフェリー（VAR）と交信のうえPKを認め、これをDFアレクサンダー・ショルツが決めて、後半44分の同点に追い付いた。

　1-1のドローに終わったなかで、浦和が1点ビハインドの後半24分、途中出場のDF大畑がイエローカードをもらうシーンがあった。球際に飛び込んだ大畑だったが、東京VのFW染野唯月がボールに触れたあと、大畑が相手の右足をすくうタックルを仕掛けた形となったのだ。

　スポーツチャンネル「DAZN」で解説を務めた日本代表OB佐藤氏は、「少し危険ですよね」と切り出すと、「ルーズボールに対して染野が先に触ったように見えた。大畑からすると、足をたたんでいるようには感じていると思うけど、タイミングは遅れている。かなり強い衝撃はある」と指摘していた。