チェルシー監督に野次…ファンから辛辣チャント浴び指揮官「愛情を感じることはない」

チェルシーのマウリシオ・ポチェッティーノ監督【写真:ロイター】
チェルシーのマウリシオ・ポチェッティーノ監督【写真:ロイター】

ブレントフォードと対戦し2-2ドロー決着

 イングランド1部チェルシーは現地時間3月2日に行われたプレミアリーグ第27節でブレントフォードと対戦し、2-2で引き分けた。格下相手に一時は1-2とリードを許し、スタンドのファンからは「ポチェッティーノ、辞めろ!」やイタリア1部ASローマの監督を解任されて、現在はフリーになっているジョゼ・モウリーニョ監督の名前を呼ぶチャントが発生。この日に52歳の誕生日を迎えたアルゼンチン人指揮官は、指揮を執り続けるために戦い続けることを誓っている。英紙「デイリー・ミラー」が報じた。

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 マウリシオ・ポチェッティーノ監督は「私はチームが機能し、向上して最高のプレーができるように、得点を挙げて、勝てるように、自分のすべてを懸けて取り組んでいる。それは常に可能なわけではない。今日は私の52歳の誕生日だが、この仕事がどういうものかよく知っている。だが、私は諦めないし、戦い続ける。明日も戦い、次の試合もそうする。この仕事のことはよく理解しているし、前進し続けるよ」と語った。

 試合中のチャントについて問われると、「正直なところ聞いていない。分からない。だからあなたの言葉を信じないといけない。それは普通のことだ。私たちは1-2で負けていて、苛立ちを表現しているのだし、責任は私たちにあるからね。私は監督だから、責任は私にある」と答えた。

 さらにファンとの関係については、「心配していない。私たちは受け入れなければいけない。ただ、誰かが私にファンからの愛情を感じるかと問われたら、ノーだ。私たちは関係性を築かなければいけない。コーチングスタッフとファンの関係というのは、試合に勝つことで構築される。だが、今の時点で私たちは期待に応えられていない。だから愛情を感じることはできていない。関係性自体は良いと思っている。彼らがそのようなことをしていたのなら、それは苛立ちからだ。このようなファンの感情を私は受け入れるよ」と、ファンの心情に理解を示した。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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