「天才マック・アリスター」 劇的アシストパスで主役級の輝き…現地絶賛「レッズ最大の脅威」

リバプールのアレクシス・マック・アリスター【写真:Getty Images】
リバプールのアレクシス・マック・アリスター【写真:Getty Images】

ノッティンガム戦の後半アディショナルタイム、絶妙パスで決勝弾演出

 イングランド1部リバプールは現地時間3月2日、プレミアリーグ第27節でノッティンガム・フォレストとアウェーで対戦し、1-0で勝利を挙げた。後半アディショナルタイムに決勝点が生まれたなか、劇的弾を演出したアルゼンチン代表MFアレクシス・マック・アリスターの働きに賛辞が寄せられている。

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 ここ一週間で3試合目の公式戦となったノッティンガム戦で、リバプールは前半から圧倒的にボールを保持して相手ゴールに迫るも、決定機に至らない展開に。逆に最終ラインの背後を突かれる形で逆襲からピンチを招いたが、守備陣の奮闘で自陣ゴールを死守する流れで、試合は最終盤を迎える。

 するとリバプールは後半アディショナルタイム9分、待望の瞬間を迎える。コーナーキックのチャンスから味方のシュートの跳ね返りにMF遠藤航が反応。相手から奪ったボールをマック・アリスターが浮き球パスをゴール前へ送ると、FWダルウィン・ヌニェスが頭で決勝ゴールを叩き込み1-0の勝利を挙げた。

 劇的な幕切れで貴重な勝ち点3を奪ったなか、クラブ専門メディア「THIS IS ANFIELD」は勝利への5つのポイントを列挙。その1つとして「天才マック・アリスター」との見出しを打ったうえで「勝利の瞬間がマック・アリスターの美しいパスによってもたらされたのは、まったく不思議なことではなかった」とこの試合の出来を称えている。

「このアルゼンチン人MFは常にレッズ最大の創造的脅威であるように見え、前半にはコーディ・ガクポとルイス・ディアスが決めるべき素晴らしいループパスを2度決めた。この2つのボールは、シティ・グラウンドで生まれた6つのチャンスのうちの2つであり、マック・アリスターがこなした57本のパスの一部でもあった」

 守備面についても「5回の守備と11回の競り合いで、リバプールが終盤に勝ち越すための足がかりを作った」と称賛。中盤で存在感を高めた遠藤のアンカー起用が定着するなか、ノッティンガム戦ではインサイドハーフで攻守を司ったマック・アリスターの出色ぶりが脚光を浴びていた。

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