イタリア杯4強ユーベ戦で本田、ボランチで3分間出場も無念のノーインパクト… 0−1でミラン敗退

プレー機会4回でバックパス2回、ボールロスト1回

 日本代表FW本田圭佑が所属するACミランは、現地時間25日のイタリア杯準々決勝でユベントスと対戦した。昨季の決勝カードの再現となったが、ミランはリベンジを果たすことができずに1-2で敗退した。本田は後半アディショナルタイム突入直後からボランチとして出場したが、限られた時間で目立ったプレーはできなかった。

 ユベントスが完全にペースを握ったゲームは前半10分、左サイドからのクロスが流れたところで、回り込んでマークを外したFWパウロ・ディバラがワントラップから落ち着いて右足を振り抜いて先制ゴールを挙げた。

 さらに同21分には、ユベントスDFクワドゥオ・アサモアにミランFWスソがかわされ、カバーに入ったMFユライ・クツカが倒して左45度付近でフリーキックを与えた。これをMFミラレム・ピアニッチが芸術的なカーブを描くニアサイドへの直接シュートで決めて2点差がついた。

 ミランの反撃は後半8分だった。前線に入れた長いボールのこぼれ球に反応したFWカルロス・バッカがテクニカルな右足ボレーシュートを決めて1点差に迫った。

 しかし、その直後の同9分、ミランは前線にプレスを掛けた場面で19歳の司令塔が若さを見せてしまう。MFマヌエル・ロカテッリが相手選手の後方からタックルを見舞い、このゲーム2枚目のイエローカードを提示されて退場処分。敵陣でのプレーであり、軽率な判断がチームに大きな苦境を与えてしまった。

 

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