三笘薫、“今季絶望”でも夏に移籍? 可能性を英指摘「最後の試合に出場したのか」
三笘は2027年まで契約を延長
イングランド1部ブライトンの日本代表MF三笘薫は背中(腰)の負傷により、今季中の復帰が絶望的となった。英国メディアはビッグクラブから引き抜きの噂が絶えない三笘がすでにブライトンでのラストゲームを終えた可能性について言及していた。
三笘はアジアカップから復帰後、プレミアリーグの第24節トッテナム戦(1-2)、第25節シェフィールド・ユナイテッド戦(5-0)に連続で出場し、ピッチで躍動する姿を見せた。しかし、現地時間2月24日の第26節エバートン戦(1-1)はメンバー外となっていた。
ブライトンのロベルト・デ・ゼルビ監督は27日に行われた会見で三笘について「シーズン終了まで欠場することになると思う。(復帰には)2、3か月かかる」とコメント。今季中の復帰は難しいとの見通しを明かしていた。
英メディア「Caughtoffside」は「ブライトンに悲報。三笘薫が残りのシーズンを欠場することになり、シーガルズ(ブライトンの愛称)でのラストゲームをプレーしたことになるかもしれない」と三笘の負傷離脱を報じた。それに合わせて、注目の去就問題についても言及していた。
「三笘は昨年、2027年までアメックス・スタジアムに残る新契約にサインをしたが、これによって夏の移籍を止まることはない。ビッグオファーが届けば、シーガルズはこの日本のスターを売却するかもしれない。プレミアリーグの複数クラブは次の移籍ウィンドウで三笘への関心を強めるのは間違いない。問題はこの選手(三笘)はブライトンでの最後の試合に出場したのかということだ」
三笘は昨年10月にクラブとの契約を2027年まで延長した。しかし、昨季と今季のプレミアリーグで残した強烈なインパクトにより、王者マンチェスター・シティやマンチェスター・ユナイテッドなどビッグクラブ移籍の噂は絶えない。このまま夏にステップアップの移籍が実現した場合、2月18日に行われたリーグ第25節シェフィールド・ユナイテッド戦(5-0)がブライトンでのラストゲームとなる。
「このような形でこのウインガーがブライトンを去ることになるのは残念だ。彼が夏の移籍を決断した場合に備え、できることならシーズンが終わる前に復帰し、ブライトンファンが声援を送る機会があることに期待したい」
無念の負傷離脱となった三笘だが、去就に関する話題は尽きることがないようだ。