“踏み付け行為”もカードなし…チェルシーMFへ選手&ファンから非難の声「本当にひどい」

チェルシーのモイセス・カイセド【写真:ロイター】
チェルシーのモイセス・カイセド【写真:ロイター】

フラーフェンベルフが足首を負傷し途中交代に

 イングランド1部リバプールは現地時間2月25日、カラバオ・カップ(リーグカップ)決勝チェルシー戦を延長戦の末1-0で勝利し、タイトルを獲得。一方で、オランダ代表MFライアン・フラーフェンベルフが負傷退場する要因となった相手MFの踏み付け行為に、同僚DFから厳しい指摘が送られているようだ。

 前半24分、フラーフェンベルフがチェルシーMFモイセス・カイセドに左足首を踏まれ負傷。担架に乗せられてピッチを後にした。主審からこのプレーに対し、カイセドへの警告や退場はなかった。試合後、ユルゲン・クロップ監督は「靭帯の損傷のようだ」と詳しい検査前の見解を話している。

 このプレーに思いを露わにしたのが英代表DFアンドリュー・ロバートソンだった。英紙「デイリー・メール」の報道によると、ロバートソンは「ライアン(の負傷)は本当にひどいタックルだった。ピッチ上で感じていた痛みほどひどくないことを祈るしかない」と試合後に語ったという。

 このプレーには、元英代表MFジェイミー・レドナップ氏も「間違いなくイエローカードだ」と見解。クロップ監督も「彼はファウルの笛さえ吹かなかった」と判定に疑問を呈している。

 またこの試合フル出場した日本代表MF遠藤航も、足首を痛め試合後に松葉杖を使用する姿が目撃された。海外メディアによると、こちらもカイセドとの接触が原因とも指摘されている。

 海外ファンからは「彼にはレッドカードが提示されるべきだった」「試合を通してピッチ上で厄介な存在だった」「不器用なタックル」「去年の夏にリバプールが一生懸命買おうとしていた選手だったのか?」といった厳しい指摘も集まっていた。

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