Jリーグで開始早々の激しい“衝突” 「ラグビー?」「お互い分かってる」と賛否

町田対G大阪のタックル場面に賛否【写真:FCMZ】
町田対G大阪のタックル場面に賛否【写真:FCMZ】

開始早々にボールと関係ない場所で衝突するアクシデント

 FC町田ゼルビアは2月24日、J1リーグ第1節でガンバ大阪と対戦し1-1のドローで試合を終えた。ホームの町田GIONスタジアムでJ1昇格後の初勝利とはならなかったゲームで、試合序盤の韓国人FWのワンプレーに国内外で注目が集まっている。

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 町田は前半12分、MFナ・サンホのクロスがペナルティーエリア内の相手DF中谷進之介の右腕に当たる。当初プレーオンとなっていたが、その後ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)が介入。清水勇人主審はオンフィールドレビューで映像を再度確認し、ハンドがあったとして町田にPKを与えた。

 このPKを前半1分にDF鈴木準弥が決めて町田が先制に成功。しかし後半15分、MF仙頭啓矢が球際に右足裏を見せる形で飛び込みファウルの判定に。危険なプレーとしてイエローカードが提示され、前半10分に続く2枚目で退場となってしまう。すると後半39分にG大阪FW宇佐美貴史に美しい直接フリーキック(FK)を沈められ、1-1のドローでゲームを終えることになった。

 昇格組の町田は、クラブ初のJ1挑戦。意気込んで挑んだホーム初戦のキックオフ直後にはその“勢い余る”瞬間もあった。G大阪ボールのキックオフでプレー開始の笛が鳴り、最前線の韓国人FWオ・セフンが勢い良くプレス。ボールとは関係のない場所でG大阪MF鈴木徳真と衝突するシーンが起こっている。

 清水主審、VARからのお咎めは特になかったが、世界のサッカー情報を発信している「Out Of Context Football」の公式X(旧ツイッター)がこのプレーに注目。するとSNS上では「ラグビー?アメフト?」「どうしたんだ」といった困惑の声のほか、「お互い分かってて当たってる」「鈴木がコース入ってるんだから(ノーファウルは)妥当」「ボールウォッチャーだったのかな」といった理解のコメントなどさまざまな意見が寄せられていた。

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