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9年ぶりに日本人選手が中国リーグへ 現地注目「ようやく実現」「欧州人選手よりいい」
福岡などでプレーした邦本宜裕が中国の遼寧鉄人へ
中国甲級リーグ(実質2部リーグ相当)の遼寧鉄人は2月10日、日本人MF邦本宜裕の加入を発表した。
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福岡県北九州市出身で現在26歳の邦本は、J1浦和レッズのユースチームで育成され2013年の天皇杯では浦和史上最年少得点記録(16歳8日)をマーク。その後、プロキャリアをスタートしたアビスパ福岡を経て、18年から22年までは韓国1部Kリーグの慶南FCや全北現代でプレー。その後ポルトガル1部カーザ・ピア、マレーシア1部ジョホール・ダルル・タグシムFCに在籍してきた。
中国リーグでは多くの日本人指導者が活躍しているが、プロリーグで日本人選手は、2015年に江蘇舜天に在籍したFWエスクデロ競飛王以来となる。
中国版X(旧ツイッター)の「微博(Weibo)」でフォロワー30万人を誇るジャーナリスト・苗原(ミャオユアン)氏は、「日本人選手獲得の噂はあったが、ようやく実現した」と歓迎のコメントを綴った。
遼寧サポーターも「彼はポルトガルリーグでもプレー経験があり、1部リーグの外国人選手のレベルだ。コストパフォーマンスでは、日本人選手を多く集めコンビネーションを磨けば、ギャンブル性の強い欧州や黒人選手よりいい」と邦本に期待を寄せる。
ただ一方で、日本や韓国では秩序風紀を乱す行為があったとして契約解除されるなどの過去があり、中国人サポーターの中には「ピッチ上で頑張って、余計なことをしなければいい」と、ピッチ外の行動を心配する声もあった。
邦本はすでにチームに合流し、2月24日にはプレシーズンマッチに途中出場。久々の日本人選手が中国リーグでどんな活躍を見せるか、多くの中国人ファンが注目している。
(FOOTBALL ZONE編集部)