久保建英、ムバッペ去就に“冗談交じり”で匂わせ発言「彼のほうがスペイン語上手だった」
クラブ公式記者会見に登場
スペイン1部レアル・ソシエダの日本代表MF久保建英が、クラブ公式記者会見に登場。クラブと2029年まで契約を更新したなかでの心境を明かすとともに、古巣レアル・マドリードへの移籍合意が伝えられるパリ・サンジェルマンのフランス代表FWキリアン・ムバッペの去就に冗談交じりで触れている。
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ソシエダで2シーズン目を迎えた今季の久保は、ラ・リーガ20試合に出場し7ゴール3アシストを記録。攻撃の中心選手として絶対的な地位を確立しており、今月12日にはクラブと2028-29シーズンまで2年間の契約延長で合意したことを発表し、クラブ残留の意思を見せた。
現地時間2月21日に行われた記者会見では、契約延長に対する心境が明かされ、久保は「契約更新ということは、双方が満足しているということ、僕の場合も同じだ。ここでとても満足しているし、現時点ではクラブも僕に満足していると思う」と、相思相愛の関係性を強調している。
スペイン紙「El Diario Vasco」は会見の中で、ムバッペの去就報道へ質問が飛んだ場面に注目。PSGのエースアタッカーは今夏でクラブを退団することが報じられ、スペイン紙「マルカ」などではレアルと5年契約に合意したことが伝えられるなど、去就動向が注目されている。
久保は14日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦・PSG戦に出場した際、ピッチ上でムバッペと談笑。そうした経緯もあってか、記者から投げかけられた去就報道への質問に対して「彼と話した時、彼のほうがスペイン語を上手に話せることが分かったよ。きっと準備をしていると思いますから」と冗談交じりで応じた。
この場面を「El Diario Vasco」紙は「久保はムバッペがレアル・マドリードに加入する可能性を皮肉っている:『彼のほうがスペイン語を上手に話せることが分かった」と見出しを打ったうえで報じ、「久保はフランス人のスペイン語のレベルについて冗談を言った」と、機転を利かせた発言に熱視線を注いでいた。