英紙、レスター戦完封のサウサンプトン吉田に合格点 4試合連続フル出場でチーム3位タイ評価

 

相棒ファン・ダイクの負傷交代にも対応 ピンチ招くも全体的に安定したプレーを披露

 プレミアリーグ第22節のサウサンプトン対レスター・シティの一戦は3-0と一方的な展開でホームのサウサンプトンが5試合ぶりの勝利を収めた。リーグ戦4試合連続フル出場と足場を固め、この試合では完封勝利に貢献した吉田に合格点が与えられている。

 試合はサウサンプトンがレスターに見せ場を作らせずに圧勝。前半にMFジェームズ・ウォード=プラウズとFWジェイ・ロドリゲスが得点して2-0で折り返すと、後半にはMFドゥサン・タディッチがPKを決めて3-0と完勝した。

 サウサンプトンの吉田は不用意なボールロストでピンチを招いたシーンもあったが、全体的には安定したプレーを披露。CBとして岡崎らレスター攻撃陣を封じ込め、クリーンシート達成に貢献した。相棒DFファン・ダイクが負傷交代するアクシデントにも冷静に対応し、途中投入されたDFステファンズとのコンビも無難にこなしている。攻撃では、後半にセットプレーのチャンスでゴール前へ飛び込んでオウンゴールを誘発したかに見えたが、直前でオフサイドと判定された。

 英紙「デイリー・メール」の採点(10点満点)で、吉田はチーム3位タイの7点だった。正確なキックで攻撃陣を操ったウォード=プラウズが8点でチームトップ。タディッチが7.5点で2位。ロドリゲス、DFセドリック、MFロメウが吉田と並ぶ7点だった。英衛星放送「スカイ・スポーツ」では6点にとどまったが、レギュラーの座を確保しつつあることで、自身に溢れたプレーを披露した。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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