「まだ謝罪なし!」 メッシ、欠場騒動をSNS釈明も…中国反発止まず「絶対許さない」

香港での親善試合を欠場したリオネル・メッシ【写真:ロイター】
香港での親善試合を欠場したリオネル・メッシ【写真:ロイター】

香港で行われた親善試合欠場をSNS上で釈明

 米メジャーリーグサッカー(MLS)のインテル・マイアミに所属するアルゼンチンFWリオネル・メッシが、香港で行われた親善試合を欠場した一件を中国のSNS上で釈明した。「政治的な理由」により欠場したとの憶測を否定したなか、明確な謝罪がないことから中国では依然として非難の声が相次いでいるようだ。

 メッシはプレシーズンマッチとして今月4日に香港で行われた地元選抜チームとの一戦を欠場。一方、その3日後に東京・国立競技場で行われた親善試合には途中出場したことで香港を中心に波紋を呼んだ。その余波として、中国・杭州と北京で行われる予定だったアルゼンチン代表の親善試合が一転して中止となるなど反感が強まっている。

 メッシは反発を招いた事態を釈明すべく、中国SNS「ウェイボー」で動画を投稿。2分超のビデオの中でメッシは、中国での親善試合欠場が政治的な問題によるものだとの憶測を否定し、内転筋に違和感を覚え、コンディションの悪化を避けるために休養を勧められたと断言している。

 この動画は中国でも注目を集めたなかで、声明では明確な謝罪内容がなかったことからネット上で反発の声が続々。同国メディア「sohu」は「まだ謝罪なし! メッシ、論争にビデオで答える」と見出しで「一部ファンは、中国・香港での傲慢な態度について一度も謝罪しなかった」とその事実が伝えられた。

 同メディアのコメント欄にも「あなたに一言、出て行け」「絶対に許さない!」との声が上がり、メッシ欠場への反発が依然として燻っている事実を物語っていた。

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