ソシエダ会長が明かした久保建英との契約延長 サインまでの過程とは?「彼の姿勢に感謝」

久保建英が2029年まで契約を延長【写真:Getty Images】
久保建英が2029年まで契約を延長【写真:Getty Images】

29年6月末までさらに2年間の契約を延長

 スペイン1部レアル・ソシエダは2月12日、日本代表MF久保建英と2028-29シーズンまで2年間の契約延長で合意したことを発表した。

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 2022年夏にレアル・マドリードからソシエダへ完全移籍した久保は、加入当初2027年6月末までの5年契約を締結。移籍1年目からラ・リーガ35試合に出場して9ゴールと、リーグ日本人最多ゴール記録を更新した。今季もここまで19試合で6ゴールを記録。先日、アジアカップからチームに戻ったなかで、さらに2年間の契約延長となった。

 クラブ公式X(旧ツイッター)や公式YouTubeチャンネルでは、「マイテ、マイテ、マイティア、最愛の人… 契約延長」と綴られたイラスト動画をアップ。久保自らが「マイテ、マイテ、マイティア(最愛の人、最愛の人、最愛の人)」と歌っていると思われ、最後に「ここは僕の生まれ故郷からはとても遠いけれど、まるで家にいるくらい居心地がいい。バスクの人たちと僕たち日本人にはたくさん似ているところがあると思います。快く受け入れてくれてありがとう」とソシエダに感謝の言葉を述べていた。

 13日にはクラブ公式SNSがジョキン・アペリバイ会長の会見を公開。久保といつから交渉を始めたのか明かした。

「私たちが契約延長について会話を始めたのはおよそ11月末でした。年末には私たちはタケの希望が残留であることを知っていました。彼にはアジア杯がありましたので正式発表は帰ってきてからにしようと決めました。非常に嬉しいことであり、レアル・ソシエダでプレーし続けること、このクラブで成長し続けること、レアル・ソシエダの未来を築くために、そしてこのプロジェクトをより良いものにするために日々努力することです。タケはこのアイデアを本当によく受け入れてくれるし、私たちは彼の姿勢に感謝したい」

 昨年から残留の意思を固めていたという久保。去就の噂が絶えないなかで自身の気持ちは決まっていたようだ。

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