ベルギーで奮闘の日本人MF、相手DF手玉の“キレキレドリブル”が話題「誰が見たって凄い」

クラブ・ブルージュの本間至恩【写真:Getty Images】
クラブ・ブルージュの本間至恩【写真:Getty Images】

クラブ公式SNSが本間至恩のドリブルに注目

 ベルギー1部クラブ・ブルージュは現地時間2月8日、ベルギーカップ準決勝第1戦でロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズ(ユニオンSG)と対戦し、2-1の勝利を飾った。ホームで先手を取ったなか、クラブ・ブルージュ所属のMF本間至恩が見せた切れ味鋭いドリブルに反響が寄せられている。

 クラブ・ブルージュはこの試合、前半10分にゴールキックからつないだボールを最後はFWアンドレアス・スコフ・オルセンが左足で鮮やかに決めて先制に成功する。そのまま後半に突入すると、立ち上がりに幸先良く追加点。同1分にオルセンが粘って上げた右クロスをFWフェラン・ユトグラが頭で合わせた。

 後半アディショナルタイム2分にユニオンSGの日本代表DF町田浩樹がコーナーキックから1点を返すも、クラブ・ブルージュがそのまま逃げ切り。ファイナル進出へ1歩前に出た。また、この試合では本間が後半44分から途中出場している。

 クラブ・ブルージュは本拠地での先勝後、クラブ公式X(旧ツイッター)で「真のエレガンスをお披露目」とメッセージを添えて1本の動画を公開。短い時間ながらも本間が放った輝きにフォーカスした。

 動画は左サイドに開いた本間が浮き球をトラップするところからスタート。上手くボールを収めると、低重心の小気味いいドリブルでチェックにきた相手選手を手玉に取る。そして前を向いて完璧にかわし敵陣深くに進入するも、最後はカバーに入った相手DFのスライディングでボールがタッチを割った。

 本間の“キレキレ”ドリブル動画が公開されると、早速ファンが反応。コメント欄には「誇らしくて涙が出た」「誰が見たって凄いと思うに違いない!」「このプレイを見ても、まだまともに使おうとしないのか…」「至恩、頑張れ」といった反応が寄せられている。

 本間は今季、リーグ戦では出番がなく苦しい時間が続いている。それでも、カップ戦で示した通り足もとの技術は一級品。ベルギーでの活躍に期待がかかる。

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