「大統領夫人のお気に入り」が日本代表離脱 フランスでの話題から数日後…欧州も驚き
フランス大統領夫人のマクロンさんは伊東を認知
日本サッカー協会(JFA)は2月2日の会議で再検討ののち、日本代表MF伊東純也についてアジアカップ離脱を最終決定した。一部報道を受けての選手の離脱は、海外メディアからも気になる話題となっている。
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伊東を巡っては1月31日のバーレーン戦後の深夜、性加害と刑事告訴が報じられた件について協会を含めて会議を実施した。2月1日に伊東サイドが逆告訴。現地時間、同日午前中の練習中に1度離脱が決定した。
しかしJFAは「本日(2月1日)離脱しないことになりました」と訂正。離脱を一旦取りやめて、2日の会議で再検討に踏み切った。キャプテンのMF遠藤航らほぼ全員から「ともに戦いたいという意見が多く出た」という背景があったという。結局、二転三転とした話題は、“離脱”という最終決定で同日落ち着いている。
JFAの田嶋幸三会長は「今回離脱のご案内した後、再検討をするなど皆さんにはいろいろ二転三転したことをお詫び申し上げたいというふうに思います。JFAとして総合的に判断した」と会見で説明した。
こうしたなか、英紙「デイリー・メール」も日本のスピードスターの離脱に注目。「マクロン夫人のお気に入りのサッカー選手が一部報道を受け、アジアカップから離脱」と事実を報じている。
記事では数日前、ランス大学病院のイベントに出席したフランス大統領夫人のブリジット・マクロンさんが伊東の名前を出したことが話題に。当時、ランスについての質問が飛んだ際に「ランスで活躍している日本人がいるんだけど、彼の名前は何だっけ?」と注目選手に伊東を指名している。
マクロン夫人:「そう、伊東純也! ディディエ、彼をフランス代表に招集すべきです。なぜ彼を選ばないのですか?」
ディディエ・デシャン監督:「まあ、彼は日本人だから」
同国代表のディディエ・デシャン監督との会話が微笑ましく伝えられたが、その数日後、アジアカップ離脱の出来事に「デイリー・メール」も驚きを隠せなかったようだ。