中澤が横浜FMと契約更新 開幕戦当日に39歳となる守備の要、在籍16年目のシーズンへ

伝統の堅守を支えるDFが、今季も横浜FM守備陣を支えることに

 横浜F・マリノスは15日、元日本代表DF中澤佑二と2017年シーズンの契約を更新したことを発表した。来月25日のJ1リーグ開幕戦当日に39歳の誕生日を迎える中澤は、プロ19年目、横浜FMで16年目のシーズンに挑むことになる。

 昨年11月に、シーズン34試合フル出場を果たしながらの「年俸半額提示」が報じられた中澤の去就問題が、ついに決着。2002年の加入以来、横浜FMの守備の要となっている百戦錬磨のDFは、新シーズンもトリコロールのユニフォームを身にまとうことになった。

 今オフには盟友のMF中村俊輔(38歳/→ジュビロ磐田)をはじめ、GK榎本哲也(33歳/→浦和レッズ)、DF小林祐三(31歳/→サガン鳥栖)、MF兵藤慎剛(32歳/→北海道コンサドーレ札幌)など、チームを支えてきた30代の選手が次々と退団。過去三度のJリーグ制覇を成し遂げている名門はかつてないほどの激震に見舞われているが、伝統の“堅守”を牽引する中澤の慰留には成功した。

 39歳の誕生日である2月25日、ホームに浦和レッズを迎えてJ1開幕戦を戦う。経験豊富なベテランの下で、危機が叫ばれる横浜FMは一丸となって昨季2位の強敵に立ち向かえるだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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