柴崎に獲得オファー浮上のラス・パルマス バルサに次ぐボール支配率を誇る中盤に居場所は?

4-1-4-1の中盤に技巧派MFが揃う

 また1試合平均の被ファウル数16.5回は、バレンシアの16.2回、バルセロナの15.8回を上回りリーガトップの記録となっている。

 ワールドクラスのタレント不在とはいえ、かつてACミランで10番を背負ったMFケビン=プリンス・ボアテングが今季加入したことでも話題となった。キケ・セティエン監督率いるチームは4-1-4-1を基本システムとしており、移籍が実現すれば柴崎がプレーすると予想される攻撃的MFの位置には、元バレンシアMFジョナタン・ビエラや精度の高いパスでゲームをコントロールするMFビセンテ・ゴメス、MFタナといったテクニシャンが揃う。日本では高い技術に定評のある柴崎といえども、定位置を奪うのは簡単ではないだろう。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

page1 page2

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング