「一体何をしている?」 韓国の大苦戦に英記者も驚き…母国も反応「屈辱」

2位通過の韓国代表【写真:ロイター】
2位通過の韓国代表【写真:ロイター】

E組2位で決勝トーナメント進出

 アジアカップを戦うユルゲン・クリンスマン監督が率いる韓国代表は、グループリーグで1勝2分と苦戦するなかでE組2位での決勝トーナメント進出を決めた。英記者は「ユルゲン・クリンスマンは韓国で一体何をしているんだ?」と疑問を投げかけている。

 初戦でバーレーン代表を3-1で下した韓国。第2節のヨルダン戦で2-2と勝ちきれない試合を演じると、1月25日の最終節・マレーシア代表戦でも勝利目前で追い付かれて3-3のドローに終わった。

 FIFAランキング23位の韓国は、大会前には優勝候補の一角にも挙げられていたが守備面での不安を露呈。同ランク130位と大きく差の空いたマレーシア相手に勝ちきれなかったことに、海外でも大きな反響が集まった。

 英メディア「90min」のショーン・ウォルシー記者は自身の公式X(旧ツイッター)で「正直、信じられない結果だ。ユルゲン・クリンスマンは韓国で一体何をしているんだ?」とポスト。これに韓国のスポーツ・芸能総合サイト「OSEN」も反応し「英記者も『韓国で何をやっているんだ!』と衝撃を受けている」との見出しで報じ、低調な出来を評した。

「韓国は大会前にグループリーグで3勝することが目標だったが、2勝すらできなかった。王者を目指す韓国にとって、この試合の内容は問題だった。韓国はアジアカップのグループリーグ3試合で6失点を許した。これはアジアカップのグループリーグで最も多い失点数だ」

 失点を重ねた守備の不安を指摘しつつ「この日3失点したマレーシアはFIFAランキング130位。『107』もの差がありながら、韓国は勝ち点3を獲得できなかった。屈辱のドローであり、事実上の“判定負け”だ」と厳しい物言いで言及している。

 韓国は決勝トーナメント1回戦で、サウジアラビア代表と準々決勝の切符を争う。海外からも驚きの声が上がるなか、逆境を跳ね返し勝利を挙げることができるだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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