ウォルバーハンプトンDFウブネルが日本戦へ意気込み

　インドネシア代表は史上初のアジアカップでの16強進出を目指して、1月24日に日本代表と対戦する。イングランド1部ウォルバーハンプトンに所属するインドネシア代表DFジャスティン・ウブネルは、FIFAランクがアジア最高位となる17位の日本を警戒しつつも、自信を見せている。インドネシアメディア「CNN Indonesia」が報じた。

　グループD第2節でベトナムに1-0で勝利したインドネシアは、同国史上初のラウンド16に大きく近づいている。欧州でプレーする選手が大半となった日本は、今大会の優勝候補筆頭と見られていたが、イラク戦に1-2で敗れて勝ち点でインドネシアと並んでいる。

　そんな日本代表に招集されているイングランド1部ブライトンのMF三笘薫は、負傷の影響からまだアジアカップのピッチに立てていない。それでも、対戦相手にとっては三笘が日本の脅威の象徴のようだ。

　ウブネルは「日本は多くの世界的な選手がいて、プレミアリーグでプレーしている選手たちもいる。間違いなく試合は難しいものになるだろう。でも、僕たちにも良い選手たちは多くいる。インドネシアのために全力を尽くすし、良い結果になることを期待している」と、コメント。今大会のメンバーにはオランダやベルギーのクラブに所属する選手たちも名を連ねており、決して侮れない存在だと言えそうだ。

　インドネシア代表を率いる韓国人のシン・テヨン監督は前日会見でも「日本とは、選手としても、コーチ時代も、監督としても対戦経験が多い。誰よりも日本のことは知っている」と、日本の分析に自信を見せていた。

そんな監督からの指示についてウブネルは、「（警戒するべき選手として）誰か特定の1人の名前を挙げることはなかった。でも、僕たちは三笘のような良い選手のことを知っている。彼は良い選手だし、警戒しないといけない」と気を引き締めた。

　インドネシア戦の前日練習を別メニューとなったことで、三笘のグループリーグでの出場は見送られる公算が高いが、初の16強進出に向けて高いモチベーションと警戒心を持って日本との大一番に臨んできそうだ。

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AFCアジアカップカタール2023
グループリーグ第3戦
日本代表 vs インドネシア代表
日時：1月24日（金）20時30分キックオフ
ゲスト：小野伸二
解説：槙野智章
現地リポート：佐藤寿人
実況：野村明弘
配信：DAZNにて独占ライブ配信
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