移籍志願から一転してレアル残留に傾くハメス 同僚C・ロナウドの熱心な説得が決断の要因に

4日のセビージャ戦後に「僕は残る。残留する」と決意表明

 レアル・マドリードのコロンビア代表MFハメス・ロドリゲスはクラブでの出場機会の少なさから移籍を希望していると言われていたが、ここにきて残留に傾いている。その背景には同僚のポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドの熱心な説得があったという。コロンビアメディア「コンフィデンシャル・コロンビア」が報じた。

 ジネディーヌ・ジダン監督の下で出場機会の少ないハメスは、昨年末のFIFAクラブワールドカップ決勝でもベンチを温め続け、試合後に移籍希望を明らかにしたと伝えられていた。こうしたなかでプレミアリーグ首位のチェルシーがハメスに対して獲得オファーをしていたというが、背番号10を背負うレフティーは一転してこれは拒否したという。

 その理由にロナウドからの説得があったとレポートされている。ロナウドはハメスにスペインの残るようアドバイスし、ハメスがこれに応じる形となったという。2人はプライベートでも友好的な関係を築いており、練習場まで往復を共にすることも多く、そうした関係性がハメスの移籍をとどまらせる大きな要因となったようだ。

 4日に行われたセビージャとの国王杯準々決勝第1戦で2得点を決めたハメスは、試合後に「みんな毎試合プレーしたいと願っている。ダメな時期もあるけれど、今は新しい年が、新しい人生がスタートしたんだ」と語った。そして「僕は残る。残留する」と決意表明していた。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

page 1/1

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング