ともに代表主将を務める二人が、FIFA年間最優秀選手賞を決める投票に参加

　現代フットボール界の二大スターであるレアル・マドリードのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドとバルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシは、世界最高選手の座を巡りハイレベルな戦いを繰り広げている。今年度から新設されたFIFA（国際サッカー連盟）による年間表彰式「ザ・ベストFIFAフットボールアウォーズ」では、ロナウドが男子の年間最優秀選手を受賞したが、世界のトップを走る二人が実力を認め合いながらも、お互いに投票しなかったことが明らかになった。

　今回の表彰は各国代表のキャプテンと監督、メディアが最優秀選手を3人ノミネート。1位には5ポイント、2位には3ポイント、3位には1ポイントがそれぞれ付与された。

　アルゼンチン代表のキャプテン、メッシはバルサの僚友への敬意を評した。1位はウルグアイ代表FWルイス・スアレス、2位はブラジル代表FWネイマール、3位はスペイン代表MFアンドレス・イニエスタを選んでいる。

　絶妙な連携を誇るMSNの仲間と、バルサの下部組織時代から信頼関係を誇る司令塔をノミネートしている。