FIFA年間最優秀選手賞、代表キャプテンの長谷部とハリル監督が1位に投じたのは…

新設されたFIFA年間最優秀選手賞 各国代表監督とキャプテン、各国メディアが投票

 レアル・マドリードのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが今年度から新設されたFIFA(国際サッカー連盟)による年間最優秀選手賞「ザ・ベストFIFAフットボールアウォーズ」に見事選出された。この賞は各国代表監督とキャプテン、各国メディアの投票で選出されたが、日本代表のキャプテンでフランクフルトMF長谷部誠はロナウドを選ばず。バヒド・ハリルホジッチ監督はアルジェリア代表監督時代の愛弟子を3位に選出するなど、それぞれ特色の出たノミネートとなった。

 各国代表のキャプテンと監督は最優秀選手を3人ノミネート。1位には5ポイント、2位には3ポイント、3位には1ポイントがそれぞれ付与される。

 長谷部が1位に選出したのはバルセロナのウルグアイ代表FWルイス・スアレス。昨季公式戦59得点を記録し、リーガでは40ゴールで得点王となり、欧州ゴールデンシュー賞という欧州リーグ得点王に輝いた。2位はアトレチコ・マドリードのフランス代表MFアントワーヌ・グリーズマン、3位にはバルセロナのアルゼンチン代表リオネル・メッシを選んでいる。長谷部は年間最優秀選手となったロナウドを選ばなかった。

 一方、ハリル監督は1位にロナウド、2位にメッシとサッカー界の双璧を選出。そして、3位には昨季プレミアリーグ選手協会選出のMVPに輝き、レスターの奇跡の優勝に貢献したレスターのMFリヤド・マフレズを選出している。2014年ブラジルワールドカップでアルジェリア代表を率いた際の愛弟子の躍進を、指揮官は称えたようだった。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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