中国、レバノン崩せず連続無得点ドロー あわや惨事の白熱攻防…顔面キック、一触即発の場面も

レバノン対中国はスコアレスドロー【写真:ロイター】
レバノン対中国はスコアレスドロー【写真:ロイター】

アジア杯未勝利の中国とレバノンが激突、両者攻め崩せず0-0で終了

 アジアの代表チームナンバーワンを決めるアジアカップは17日にグループステージの各組2試合目がスタートし、中国代表はレバノン代表と0-0で引き分けた。

 初戦でタジキスタン代表と0-0の引き分けで終わった中国は、開催国カタールとの開幕戦に敗戦スタートのレバノンとの対戦に。全24チームの出場から決勝トーナメント進出16チームを決めることからもグループ3位でも突破の可能性はあるが、両チームともに1勝を確保したい試合になった。

 それだけに、レバノンの選手が浮き球をクリアした振り足がそのまま中国の選手の顔面にヒットする場面も発生するなど、序盤からボールの間際では厳しい競り合いもあった。その中では中国がゴール前のこぼれ球に詰める場面を作ったが、レバノンはGKが身を挺したセービングで防いだ。一方のレバノンは思い切って放ったミドルシュートがクロスバーをかすめて外れ、0-0のまま前半を終えた。

 後半に入ると再びレバノンのミドルシュートが中国ゴールのクロスバーをかすめて外れる場面が生まれ、一方の中国もエースFWウー・レイがゴール前のこぼれ球を押し込もうとした決定機を手にしたが、レバノンのDFがゴールライン上で決死のクリア。接触を巡る小競り合いで一触触発の場面もあったが、両チームともゴールを割れないまま時間が流れた。

 結局、このまま試合は0-0で終了。2引き分けの中国は最終戦で前回優勝の開催国カタールに勝ち点3が必要な試合になる可能性が高く、レバノンは1分1敗とはいえタジキスタンとの最終戦に勝利すれば決勝トーナメント進出も望める状況になった。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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