アジア杯カタール大会で“ダエイ超え”? 通算得点「トップ脅かす」期待のストライカーは?

アジア杯カタール大会でアリ・ダエイ氏の記録更新を期待されるストライカーとは?【写真:Getty Images】
アジア杯カタール大会でアリ・ダエイ氏の記録更新を期待されるストライカーとは?【写真:Getty Images】

カタールで1月12日に開幕のアジアカップ、大会にまつわる数字をAFC紹介

 アジアの代表チームナンバーワンを決めるアジアカップが、カタールで1月12日に開幕する。大会を目前に控えてアジアサッカー連盟(AFC)は大会を特集。大会にまつわるいくつかの数字が紹介され、そこには日本代表のものも入った。

 日本代表は「歴代最多の4回優勝」という形で取り上げられた。1992年の広島開催でハンス・オフト監督に率いられて初優勝を果たすと、2000年にフィリップ・トルシエ監督、04年にジーコ監督に率いられ連覇。11年はアルベルト・ザッケローニ監督の指揮下で単独最多4回目の優勝を果たしている。また、「ここ8回の大会で、5回も決勝に残っている。敗れたのは前回アラブ首長国連邦(UAE)で行われた大会のカタール戦のみ」と、コンスタントに成績を残していることも取り上げられた。

 日本に次ぐ3回の優勝を果たしているのが中東の雄イランだが、この3回は1968年、72年、76年の連続優勝。この「3連覇」が歴代最多の記録だとされている。ほかには56年と60年の韓国、84年と88年のサウジアラビア、2000年と04年の日本が連覇をしている。前回がカタールの初優勝だっただけに、今回はこの記録に挑めるチームがない。10年近くにわたってアジアのトップを維持することの難しさを示していると言えそうだ。

 また、ホームの強さという点では初開催から7回のうち5回で自国開催が優勝しているものの、それ以降の10回では2回のみだとしている。92年大会の日本と2015年大会のオーストラリアが大会を制しているが、意外なデータと言えるかもしれない。

 選手個人の記録だと、大会通算最多ゴールは元イラン代表FWアリ・ダエイの3大会出場での14ゴール。2位は元韓国代表FWイ・ドングの10ゴールで大きな差をつけている。3位には元日本代表FW高原直泰と、UAE代表FWアリ・マブフート、カタール代表FWアルモエズ・アリが9ゴールで並ぶ。ただし、アリは前回大会で7試合9ゴールの大爆発をしているだけに「ダエイのトップの座を脅かすかもしれない」と注目された。

 今大会はタジキスタンが初出場し、これでアジア内での出場経験は37か国になったという。日本代表は頭1つ抜ける5回目の優勝を目指すことになるが、大会中に生まれる記録も話題になるかもしれない。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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