43歳“ヤット”の現役引退に中国注目 「最も優れた中盤の組織者の1人」「日本のピルロ」

現役引退の遠藤保仁に中国が注目【写真:Getty Images】
現役引退の遠藤保仁に中国が注目【写真:Getty Images】

ACLでも対戦した中国のファンも注目

 元日本代表MF遠藤保仁が43歳での現役引退を発表した。日本代表の歴代最多出場記録(通算152試合)を保持し、日本代表やガンバ大阪などで活躍した遠藤の知名度は日本国外でも高い。

 中国のサッカーメディア「足球報」は「日本のピルロが引退表明」との見出しで報道。「1980年生まれの遠藤は、日本が1999年のワールドユース(現U-20ワールドカップ)で準優勝した黄金世代の一員だ。プロキャリアもこの世代で最も成功し、日本で最も優れた中盤の組織者の1人。欧州でプレーすることはなかったが、G大阪でJリーグ、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)優勝を経験。2009年にAFC(アジアサッカー連盟)年間最優秀選手に選出など、あらゆる栄誉を獲得した」と紹介している。

 中国のサッカーファンとしては、日本代表のワールドカップ(W杯)やアジアカップなど国際舞台以外にも、G大阪時代にACLで中国勢が何度も対戦し、遠藤の存在が知られているようだ。

 なお、コメント欄や中国のSNSで意外と多かった反応は、名探偵コナン。遠藤は2012年と2018年に2度、同アニメに本人役として出演経験がある。多くの中国人ファンが「名探偵コナンに出てた人だ」と、有名アニメの出演歴で遠藤の存在を知った人も多いようだ。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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