名門バルサ、日本代表彷彿の“美ロッカー”にスペイン紙注目 「教育と尊敬の模範を示した」
バルサは国王杯3回戦で4部バルバストロに3-2で辛勝
スペイン1部FCバルセロナは現地時間1月7日に国王杯(コパ・デル・レイ)3回戦で4部バルバストロと敵地で対戦し、3-2で勝利した。苦戦しながらもベスト16へと駒を進めた試合後、バルセロナがカタール・ワールドカップ(W杯)の日本代表を思い起こさせるロッカー清掃をしたとして、現地メディアから称賛されている。
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ウエスカを本拠地とするバルバストロの本拠地に乗り込んだバルセロナは前半18分に先制。さらに後半6分に追加点を奪うなど優位に試合を進めた。同14分にセットプレーから1点を返されたあと、同43分にFWロベルト・レバンドフスキのPKで突き放したが、後半アディショナルタイムにはPKを献上し、1点差に詰め寄られた。
バルセロナはそのまま3-2で逃げ切ったものの、4部のチーム相手に思わぬ苦戦を強いられていた。
そんなバルセロナだが、スペイン紙「ムンド・デポルティーボ」によれば、試合後には使用したロッカールームを綺麗に片付けてからスタジアムをあとにしていたという。記事では、カタールW杯敗退後にロッカールームを整理整頓してスタジアムをあとにした日本代表を引き合いに出して伝えている。
「セグンダ・フェデラシオン(4部)の質素な施設が世界最高のチームを迎えた。そしてバルサは彼らが“クラブ以上の存在”である理由を示した。カタールW杯で日本代表がしたように、選手たちはシャワーを浴びたあとにスタッフやキットマンらとともにロッカールームを完璧に綺麗な状態にしてからバスでバルセロナへ戻った。日本代表チームは世界最大の大会で称賛を浴び、教育と尊敬の模範を示したが、昨日のバルサはそれと同じことをした」
世界から称賛された日本代表のロッカールーム清掃をバルセロナが再現したことはスペインでも大きな注目を集めているようだ。