第102回大会の得点王は2人…青森山田FW米谷&清水加入内定の市立船橋FW郡司が5ゴールで栄冠【高校選手権】

米谷壮史と郡司璃来が5ゴールで大会得点王に【写真:徳原隆元】
米谷壮史と郡司璃来が5ゴールで大会得点王に【写真:徳原隆元】

優勝した青森山田の米谷がトップタイの5ゴール

 第102回全国高校サッカー選手権は1月8日に国立競技場で決勝が行われ、青森山田(青森)が近江(滋賀)に3-1で勝利し、2大会ぶり4回目の優勝を果たした。大会得点王は5得点で2選手が並んだ。

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 優勝した青森山田はエースFW米谷壮史が3回戦の広島国際学院(広島)戦でのハットトリック、決勝戦では1-1の同点から後半15分にGKまでドリブルでかわしてのゴールなどで5得点。米谷はその決勝ゴールを「あれは自分だけでなくみんながつないでくれた、部員全員のゴール。自分の人生で一番幸せだし、宝物。一生忘れない」と振り返った。正木昌宣監督が「うちのエース」と信頼を寄せた背番号11がチームを優勝に導き、個人成績でも秀でたものを見せた。

 また、その青森山田に準決勝でPK戦の末に敗れた市立船橋(千葉)では、清水エスパルス入りが内定しているFW郡司璃来が5得点。1回戦の高川学園(山口)戦でハットトリックの活躍を見せたほか、準々決勝の名古屋(愛知)戦での決勝ゴールなど力を見せた。

 過去にもヴィッセル神戸のFW大迫勇也らプロとして活躍する多くのストライカーを輩出してきた高校選手権の得点王だが、清水入りする郡司はもちろん米谷の将来もまた注目される。

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