FA杯、リーズFWパトリック・バンフォードのチーム2点目に脚光

　イングランド2部リーズ・ユナイテッドは1月7日、FAカップ3回戦で同3部ピーターバラ・ユナイテッドと対戦し3-0の勝利を収めた。敵地に乗り込んだ1戦で完勝し次のラウンドに駒を進めたなか、この試合の2点目が反響を呼んでいる。

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　リーズはこの試合、前半34分にFKの流れから最後はDFイーサン・アンパドゥが左足ボレーを叩き込み均衡を破る。そのまま後半に折り返すと、同2分に幸先良く追加点。さらに、試合終了間際の同45分には左コーナーキック（CK）をアンパドゥが今度はヘッドで合わせ仕上げの3点目を決めた。

3発快勝でリーズが4回戦進出を決めたなか、FWパトリック・バンフォードが決めたチーム2点目に一際大きな注目が集まっている。FA杯公式X（旧ツイッター）は試合後、「ただただ息を飲む」とメッセージを添えゴールシーンの動画を公開した。

　このゴールは、左サイドのDFが供給した1本のロングフィードから生まれた。右足で相手最終ラインと駆け引きをしていたバンフォードにフィードが送られると、ペナルティーエリア中央手前でゴールに背を向けたまま胸でトラップ。そして、振り向きざまに左足を振る抜いた。上手く脱力したフォームから繰り出されたシュートはゴール右隅へ。何とか反応した相手GKをあざ笑うかのように鮮やかにネットを揺らした。

　このゴールが公開されると、瞬く間に話題に。10時間ほどで再生回数が749万に達したほか、コメント欄には「確実に今季最高のゴール」「今日見たなかで最高」「ふざけた一撃」「なんて美しいコントロールからのフィニッシュ」「GKにとっては衝撃だろう」といった反応が寄せられた。バンフォードの超絶ゴラッソはFA杯の歴史に刻まれたようだ。