元中国代表監督リー・ティエ氏、1年ぶり公の場登場で“前髪健在”と母国メディア注目 「髪型は変わらず」

かつて中国代表の指揮を執ったリー・ティエ氏【写真:Getty Images】
かつて中国代表の指揮を執ったリー・ティエ氏【写真:Getty Images】

2023年8月に贈収賄の罪で起訴

 元中国代表監督の李鉄(リー・ティエ)氏は、昨年8月に贈収賄などの罪で起訴された。今年1月、中国国営テレビ局「CCTV」の番組に出演して久々にその姿が公の場に出たなかで、風貌に中国大手メディア「SOHU」が注目している。

 リー・ティエ氏は現役時代に中国代表として活躍し、欧州でもプレー。現役引退後は指導者の道を歩み、2020年から監督として中国代表を率い、カタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選でも指揮を執ったが、21年12月に退任した。

 22年11月に「重大な規律違反」により当局の調査を受け、23年8月には贈収賄の罪で起訴されたリー・ティエ氏。今回、「CCTV」が放送する反腐敗特別番組「持続発力 縦深推進」に調査後初めてカメラの前に姿を現し、「後悔している。正しい道をしっかり歩むべきだった」と反省の弁を述べているという。

 中国大手メディア「SOHU」は「李鉄の髪型は変わらず」と見出しを打ち、2021年、試合中にずっと自分の前髪に「フーフー」と息を吹きかける動作が話題となったリー・ティエ氏の風貌に注目している。

「1年以上の空白期間を経て、李鉄は再び公の場に姿を現した。彼が発した懺悔の言葉に加え、ヘアスタイルが再びファンの注目の的となった。彼には前髪があり、ファンにはお馴染みの姿だ。『CCTV』の映像を見ると、李鉄は肌が白くなっただけでなく、白髪が1本もない。同じく番組に出演した中国サッカー協会の陳戌源(チェン・シューユエン)前会長は白髪が多く、痩せている。李鉄は陳戌源や国家体育総局の杜兆才(ドゥー・ジャオツァイ)元副局長に比べて精神状態は非常にいいようだ」

 番組は1月6~9日に放送予定とされ、しばらくリー・ティエ氏が再び注目を集めそうだ。

page1 page2

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング