J1川崎、DF山根視来のLAギャラクシー移籍を発表 「より厳しいところでチャレンジしてみたい」

山根視来がLAギャラクシーへ完全移籍【写真:Getty Images】
山根視来がLAギャラクシーへ完全移籍【写真:Getty Images】

クラブが公式発表

 J1川崎フロンターレが1月6日、DF山根視来がアメリカ・メジャーリーグサッカー(MLS)のLAギャラクシーへ完全移籍することを発表した。

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 現在30歳の山根は2016年に湘南ベルマーレに加入しプロデビューを果たすと、20年に川崎へ活躍の場を移した。すぐさま右サイドバックのスタメンに定着し、21年にはA代表デビューを飾った。

 昨季はリーグ戦33試合に出場し、2ゴール2アシストを記録するなど川崎の中心選手として活躍をしていたなか、LAギャラクシーへの完全移籍が決定した。

 LAギャラクシーにはDF吉田麻也が所属しており、最終ラインでの日本人コンビ形成にも注目だ。

 山根のコメントは以下のとおり。

「川崎フロンターレに関わるすべての皆さま、この度MLSのLAギャラクシーに移籍することになりました。昔は嫌なイメージだった等々力陸上競技場がこの4年間で本当に大好きになりました。プレーしていて一番ワクワクするスタジアムです。どんな結果であろうと前向きな言葉で力をくれるフロンターレのサポーターには感謝の気持ちしかありません。そんなみんなとたくさんの勝利を分かち合うことができて本当にうれしかったです。

 日本代表に必ずなると決めて移籍してきた4年前、周りを見たら本当の意味でレベルの違う選手たちに囲まれて、たくさんの刺激を受けました。すごい勢いで成長して世界に飛び出していく後輩たち、やっぱりすごいと何度も何度も思わせてくれる先輩方。自分が誰よりも結果を出す。その空気がフロンターレにあったからこそ、今の自分がいます。タイトルを獲り続けるチームの空気を持っているクラブはそう多くありません。だからこそ多くの選手が育ち、多くのタイトルを獲ってこられたのだと思います。

 30歳になりベテランと言われることも少しずつ増えてきました。でも、いつも心の中に、生活や文化、言語、サッカーのスタイル、日本とは何もかもが違う、自分にとってより厳しいところでチャレンジしてみたい。そんな思いがありました。このチャンスを逃したくないと思い、この決断をしました。苦しいこともたくさんあった2023年、天皇杯で優勝してフロンターレ全員で泣いて笑えたことが一番の思い出です。4年前には想像ができなかった言葉を、偉大な先輩、後輩、監督、コーチングスタッフ、トレーナーの皆さんからかけていただきました。それだけでも必死に頑張ってきてよかったなと思えました。

 4年間という短い間でしたが、本当に濃い毎日を過ごすことができました。川崎フロンターレは日本サッカーにとって、本当に価値のあるクラブだと信じています。4年間本当にありがとうございました」

(FOOTBALL ZONE編集部)



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