浦和退団FWシャルク、オランダ2部へ加入か 現地メディア報道「昇格を争う前線の強化に直結」

浦和を満了のアレックス・シャルク【写真:Getty Images】
浦和を満了のアレックス・シャルク【写真:Getty Images】

クラブW杯でゴール

 昨シーズン限りで浦和レッズとの契約が満了したオランダ人FWアレックス・シャルクが、母国の2部で昇格レースを戦っているADOデン・ハーグへ加入するとオランダメディア「voetbal international」が報じている。

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 シャルクは2022年の開幕後にスイスのセルベットFCから加入。タイでの集中開催だったAFCチャンピオンズリーグ(ACL)のグループステージで鮮やかなフリーキックを決めるなど期待感の高いスタートを切った。しかし、小さな負傷を繰り返してコンディションを高めることができず、23年にマチェイ・スコルジャ監督が就任してからも試合に出れば活躍を見せるものの離脱期間の方が長い状態だった。

 最大のハイライトは契約満了が発表された後、12月に開催されたクラブ・ワールドカップ(W杯)の大会初戦クラブ・レオン(メキシコ)戦で1-0の決勝ゴールを決めたこと。準決勝のマンチェスター・シティ(イングランド)戦、3位決定戦のアル・アハリ(エジプト)戦も試合には敗れたものの途中出場していた。

 そのシャルクについてレポートでは、昨年夏に古巣であり「ブレダの爆撃機」とのニックネームがつくに至った縁のある2部のNACブレダから獲得の動きがあったものの、今冬はその動きはなく、2部で3位につけるADOからのオファーが舞い込んでいるという。そして「このストライカーは、昇格を争う前線の強化に直結するはずだ」とされた。

 2位以内に入れば自動昇格という中で、ADOは2位のローダJCを勝ち点2差で追っている。浦和ではチームを思う熱血漢、「ナイスガイ」として誰もが人間性を認めていたシャルクだが、母国に戻って活躍する姿が見られるのか期待される。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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