負傷により現在は戦線離脱中

　イングランド1部ブライトンの日本代表MF三笘薫は2022年末のカタール・ワールドカップ（W杯）で活躍し、その好調をクラブレベルに持ち込んで大きな飛躍を遂げた。海外メディアでは2023年に最大の新発見として脚光を浴びている。

　昨季はブライトンにとってプレミアリーグでクラブ史上最高位の6位フィニッシュに貢献した三笘。今季も開幕6試合で3得点3アシストをマークするなど攻撃を牽引してきた。負傷により現在は戦線離脱中だが、ロベルト・デ・ゼルビ監督にとって必要不可欠な選手となっている。

　英メディア「90min」のスペイン語版は「2023年にスターになった世界のフットボーラー」を特集。予想以上の飛躍を遂げた5人の選手をランキング形式でピックアップしていた。5位に三笘のチームメートであるアイルランド代表FWエバン・ファーガソン（ブライトン）、4位にスペインの新星FWラミン・ヤマル（バルセロナ）、3位にベルギー代表FWジェレミー・ドク、2位にノルウェー代表FWラスムス・ホイルンド（マンチェスター・ユナイテッド）と並ぶ中で、1位に三笘が名を連ねていた。

「知名度は低いかもしれないが、スキルの面では彼はプレミアリーグ最高のドリブラーといえるだろう。三笘薫は新発見の1人からスターになった」

　プレミアリーグの名だたるDFたちをも手玉に取る変幻自在のドリブルでチャンスを演出する三笘。この1年で最も株を上げた選手として注目をされていた。