三笘薫の「イエローカード事件」 “抗議”ジェスチャーで話題のアルテタ監督が弁明「マルティネッリに…」
前半42分に三笘が突破を狙うサカにファウル
イングランド1部ブライトンは12月17日、敵地でのプレミアリーグ第17節でアーセナルと対戦し、0-2で敗れた。フル出場した日本代表MF三笘薫は、後半37分に決定機を演出する場面があった一方、前半43分にはイエローカードをもらっており、アーセナルのミケル・アルテタ監督のジェスチャーを含めたシーンが話題となった。そのなかで、アルテタ監督は自身のジェスチャーについて弁明している。
三笘が左サイドで先発出場した一戦。ブライトンはアーセナルのプレッシャーに押し込まれ、主導権を握られる。
なんとか無失点で抑えていたなか、前半20分過ぎに右SBのオランダ代表DFジョエル・フェルトマンが相手選手とのマッチアップで負傷。一度はプレーを再開するも、座り込んでしまい、前半27分に無念の交代となった。負傷者が相次ぐブライトンは、代わりに18歳のMFジャック・ヒンシェルウッドを投入した。
その後の前半42分、三笘はタッチライン際でボールを持ったアーセナルMFブカヨ・サカの背後から身体を掴みながらボールを奪い、ファウル判定。しかし、サカやアルテタ監督が不服な態度を見せて抗議していると、ティム・ロビンソン主審は三笘にイエローカードを提示。三笘はこれが今季リーグ戦4枚目のイエローカードになった。
そのなかでアルテタ監督は自身も警告を受けたジェスチャーについて言及。スペイン紙「ムンド・デポルティーボ」は「アーセナルのアルテタ監督、イエローカード事件につながるジェスチャーを明確に」と見出しを打って、「ガブリエウ・マルティネッリ選手への身振りによるものであり、フィールド上の出来事に対する反応ではないと明言した」と報道した。
指揮官は試合後の記者会見で「マルティネッリに手を振っていた」と不服なジェスチャーではなく、誤解だったと強調。三笘のファウルに対するものではなく、選手とのコミュニケーションだったようだ。
試合は後半にアーセナルが2点を挙げて2-0で勝利したが、三笘とアルテタ監督のイエローカードシーンは海外メディアで注目を集めていた。