流血→負傷交代 トッテナムFWのアクシデントに古巣サポーターが「我々の仲間だ」と声援…粋な対応に英注目

トッテナムのブレナン・ジョンソン【写真:ロイター】
トッテナムのブレナン・ジョンソン【写真:ロイター】

B・ジョンソンが古巣ノッティンガム戦にスタメン出場

 イングランド1部トッテナムは現地時間12月16日、プレミアリーグ第17節でノッティンガム・フォレストと対戦し、2-0で勝利した。この一戦でスタメン出場したウェールズ代表FWブレナン・ジョンソンが頭から流血の怪我を負い、途中交代となった。

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 現在22歳のB・ジョンソンはノッティンガムの下部組織出身で2019年にトップチームデビューを飾った。21-22シーズンには、当時チャンピオンシップだったチームのプレミア昇格に大きく貢献すると、今季からトッテナムに活躍の場を移した。

 ノッティンガムとの古巣対戦を迎えたB・ジョンソンだったが前半28分にアクシデント発生。B・ジョンソンは自陣のペナルティーエリア内で相手選手と競り合った際に頭をぶつけてピッチに転倒。ノッティンガムの選手もすぐさまメディカルスタッフをピッチに呼び込んだ。

 B・ジョンソンは頭部から流血してしまい、脳震盪の疑いもあったため、そのまま前半32分に負傷交代。英紙「ザ・サン」は、「ジョンソンはかつての古巣で30分間プレーするのがやっとという惨憺たる結果に終わった」「頭同士の衝突で血まみれになり退場」とB・ジョンソンの負傷交代を伝えた。

 また、英紙「デイリー・メール」によると、B・ジョンソンの退場を受けてノッティンガムのファン・サポーターから「我々の仲間だ」と心のこもった声援が送られていたようだ。試合前にはB・ジョンソンに対してブーイングの声もあったようだが、かつてのファン・サポーターは、負傷交代のアタッカーへ温かいサポートの姿勢を見せた。

 古巣との一戦で悔しい負傷退場となったB・ジョンソン。幸いにも脳震盪の症状はなかったようで、次節以降の活躍に期待が懸かる。

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