J2リーグ今季MVPは町田FWエリキに決定! 会見では妻の言葉で涙も「町田のファミリーも私の新しい家族」

エリキは負傷もありながら今季18ゴールをマーク【写真:(C) FCMZ】
エリキは負傷もありながら今季18ゴールをマーク【写真:(C) FCMZ】

「2023 J2リーグアウォーズ」で発表

 今季のJ2リーグで活躍したチームや選手を表彰する「2023 J2リーグアウォーズ」が12月7日に開催された。今季のMVPは、優勝したFC町田ゼルビアのFWエリキが選出された。

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 エリキは母国ブラジルから2019年夏に横浜F・マリノスに加入して1年半プレー。その後、中国の長春亜泰で2シーズンプレーした後に、今季から町田に加入。リーグ30試合で18得点を決めるなど、チームのJ1昇格に貢献した。ベストイレブンにも選出されたエリキは、ダブル受賞となった。

 アウォーズの最中には、ベストイレブンの表彰中に清水エスパルスのMF乾貴士がエリキのMVP受賞を口走ってしまい冷や汗をかくような場面があったが、その通りにエリキの受賞が発表された。

 受賞したエリキは、8月に「左膝前十字靭帯断裂、外側半月板損傷、内側側副靱帯損傷」の大きな負傷をして離脱していることもあり、母国ブラジルからのオンラインで参加。笑顔を浮かべながら「クラブに半年間プレーして怪我をしてしまったが、今回この賞をいただけて感謝している」と話した。また、「我々が今シーズンやってきた仕事の成果。一丸になってハードワークした結果としてこの賞を得られたと思うので、みんなに感謝している」と話した。

 サプライズで公開された妻からのメッセージで感極まったエリキは「家族は本当にいつも自分をサポートしてくれて感謝している。町田のファミリーも私の新しい家族。私の家族はみんなゼルビアのユニフォームを着て応援してくれているし、妻もMVPを喜んでくれている」と、涙ぐみながら話した。

 負傷時点で全治約8か月とされているエリキだが、復帰して来季のJ1で活躍する姿が期待される。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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