ACL前回王者・浦和、まさかのグループステージ敗退決定 アウェーのハノイ戦で1-2敗戦

敗退の浦和【写真:2023 Asian Football Confederation (AFC)】
敗退の浦和【写真:2023 Asian Football Confederation (AFC)】

後半に2失点

 J1浦和レッズは12月6日、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)第6節のハノイ(ベトナム)と対戦し1-2で敗戦。この結果、前回王者・浦和のグループステージ敗退が決定している。

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 浦和は前回王者としてプレーオフを勝ち上がって本戦に入ったもののグループステージで苦戦。突破への最低条件としてまずは勝利が必要な一戦となった。アウェーの地で行われたゲームは後半6分、ゴールポスト右のライン際でFWアレックス・シャルクが折り返した浮き球がハノイDFダオ・バン・ナムの挙げた手に当たる。

 当初サドゥッロ・グルムロディ主審からお咎めはなかったが、VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)の進言もありオンフィールドレビュー(主審が直接映像を確認すること)を実施。その結果、ダオ・バン・ナムのハンドの反則となり、浦和がPKをゲットした。

 “職人”ショルツがキッカーを務めたが、右に飛んだ低いボールをハノイGKグエン・バン・ホアンがビッグセーブ。浦和は先制のチャンスを逃している。それでも浦和は同20分、FWブライアン・リンセンのゴールで同点に持ち込む。

 どうにか勝利を手にしたい浦和だったが、逆にハノイにチャンスを作られる。後半38分、浦和側のペナルティーエリアライン付近でFWグエン・ハイ・ロンがボールを受けターン。この対応をしたDF荻原拓也のファウルを取られハノイにPKが与えられた。

 VARが介入し、オンフィールドレビューも実施されたが判定は変わらず。このPKで勝ち越しを許し1-2のまま敗戦した。グループ突破には勝利が必須だった浦和は、この時点でACL敗退が決定している。

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