負傷者に出場停止…ブライトン、指揮官は三笘の起用に“慎重姿勢” チェルシー戦を前に現地注目

ブライトンの三笘薫【写真:徳原隆元】
ブライトンの三笘薫【写真:徳原隆元】

デ・ゼルビ監督は三笘の状態を鑑み慎重な姿勢

 イングランド1部ブライトンは、12月3日に行われるプレミアリーグ第14節でチェルシーと対戦する。11月30日に行われたUEFAヨーロッパリーグ(EL)グループステージ第5節のAEKアテネ戦(1-0)で、公式戦2試合ぶりの先発復帰を果たした日本代表MF三笘薫の活躍にも期待が懸かるが、負傷により11月の日本代表活動から離脱していたアタッカーの起用について、ロベルト・デ・ゼルビ監督は慎重な姿勢を見せている。地元紙「The Arugus」が報じている。

 ELで勝利を収めたブライトンは、アウェーゲームから深夜に帰国。過密日程のなかで3日にはすぐにプレミアリーグのチェルシー戦が待ち受けている。この試合に向けて、イングランド代表MFアダム・ララーナが戦列に戻っている一方で、ブラジル代表FWジョアン・ペドロと三笘については、先発出場が見送られる可能性があるようだ。

 多数の負傷者を抱えていることに加え、キャプテンのイングランド代表DFルイス・ダンクとドイツ代表MFマフムド・ダフードが出場停止になる点から、チェルシー戦はブライトンの総力が試される一戦と見られている。

 そうしたなかでデ・ゼルビ監督は「我々は、アイディアを持って、より良いプレーをすること、自分たちのプレーをすることを考えなければいけない。非常にタフな期間だが、私たちにはできるし、この問題を好機に変えなければいけない。負傷者のことを考えて、何人いないと嘆いていられない。試合にフォーカスしないといけない。勝利を目指すには十分だ。とても難しいが、それが人生の一部であり、サッカーの一部でもある。この瞬間を受け入れることができれば、私たちはより良い選手、より良い指導者、より良い男になることができる」と、コメントした。

 そして、具体的な選手名を挙げて「ジョアン・ペドロについては、明日の朝の状態を見て、プレーできるのか、一部プレーできるのか、それともできないのか判断をしないといけない。三笘についても見てみないといけない。私は三笘が試合に先発出場できるか分かっていない。それでも、我々は準備ができている」と、ジョアン・ペドロや三笘が先発できない可能性があったとしても、チームとしてはチェルシーとの試合に勝てる可能性があると感じているようだ。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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