アーセナル冨安健洋は「攻撃面で優れた活躍を見せた」 負傷交代も…1アシストで英メディア採点は最高タイ

アーセナルの冨安健洋【写真:ロイター】
アーセナルの冨安健洋【写真:ロイター】

アシストマークで勝利に貢献

 イングランド1部アーセナルは12月2日、プレミアリーグ第14節でウォルバーハンプトンと対戦し、2-1で勝利した。日本代表DF冨安健洋はスタメン出場を果たし、今季リーグ戦での初アシストもマークしたが、後半34分に負傷交代。それでも、プレーは絶賛され現地メディアからはチームトップタイの評価が与えられている。

 前半6分、右サイドバック(SB)でスタメン出場の冨安が攻撃参加で見せた。右サイドからFWブカヨ・サカが相手DF2人の間を通すパスでFWガブリエウ・ジェズスを経由して冨安へ。冨安がワンタッチパスを出すと抜け出したサカが決めて先制点を奪った。

 その後1点加えたチームだが、後半33分ごろに冨安がピッチに座り込みDFベン・ホワイトと交代。心配な負傷交代となってしまった。

 試合後、アルテタ監督は「(冨安の状況について)分からない。彼は何かを感じた。疲労だったのかは分からない。私たちはすぐに交代することに決めた。リスクを負いたくなかった。彼の様子を見てみましょう」と話していた。

 冨安自身としては良いプレーを続けていただけに残念な交代となったが、英メディア「フットボール・ロンドン」はウルブズ戦の採点でチームトップタイの「8点」を与えている。

「一日を通して攻撃面で優れた活躍を見せた日本代表からアシストも1つマーク。彼の得意分野ではないと考えられているということを考慮すると悪くない」

 守備では申し分ない冨安は、直近では攻撃面でも大きな貢献をしており、評価を高めている。負傷の状況が深刻でないことを願いたい。

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