栃木シティFCの田中パウロ淳一のプレーに脚光

　関東サッカーリーグ1部の栃木シティFCに所属するMF田中パウロ淳一が自身の公式X（旧ツイッター）を更新。地域リーグの過酷さに言及したなか、それに反応した同僚MFが投稿した「わけわからんプレー」の動画が反響を呼んでいる。

　栃木シティFCは今季、関東サッカーリーグ1部では優勝を逃して2位だったが、11月22日から26日にかけて開催された全国地域サッカーチャンピオンズリーグ2023の決勝ラウンドに出場。2勝1敗で1位となり、JFL昇格条件を満たした。12月5日に行われるJFL理事会での承認を経たのち、JFL昇格が正式決定となる。

　そのなかで、J1、J2、J3でのプレー経験を持つ田中は、自身のXに「地域リーグの選手は、過酷すぎる。毎日練習後、夜中まで必死に仕事。昇格してチームを大きくして、サッカー人生や生活をちょっとでも豊かにしたい。連戦で体ボロボロ。でも明日のために。Jリーグとは違う執念でサッカーしてます。全然怪我しない俺の体が物語ってる。これ絶対あかんでしょ！」と投稿。太ももや膝をティーピングでがちがちに固めている写真からも、連戦の過酷さが窺い知れる。

　これに対し、栃木シティFCで同僚のMF表原玄太が「過酷すぎて、わけわからんプレーする選手もいますもんね」と一本の動画をポスト（投稿）。タッチライン際でボールを拾った田中が左足でサイドチェンジを狙ったが、これが近くで背を向けていた表原の背中を直撃し、表原も驚いた様子で振り返っている。

　田中が「おい、やめろ！！笑笑」と返せば、ファンからは「コントやってるだろ」「奇跡の連係」「絶対狙ったでしょ（笑）」「さすがにわけわからん」「おもしろすぎる」といった声が上がっていた。