“ラ・リーガ退場王”のS・ラモス、「2枚のレッドカード」の顛末に英注目 「なんで?」
後半40分にソシエダMFメンデスを倒して退場処分
スペイン1部セビージャの元スペイン代表DFセルヒオ・ラモスは、現地時間11月26日に行われたラ・リーガ第14節レアル・ソシエダ戦(1-2)でキャリア通算29回目となる退場処分となった。レッドカードをもらったプレーを、英メディアは「ワイルドなシーン」と取り上げている。
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セビージャは前半3分、セルビア代表GKマルコ・ドミトロビッチのオウンゴールで先制を許し、同22分にはナイジェリア代表FWウマル・サディクに強烈な一撃を食らい、リードを2点に広げられた。
後半15分にモロッコ代表FWユセフ・エン=ネシリのゴールで1点を返したが、後半43分にラモスが退場となったことで数的劣勢になり、万事休す。敵地で1-2と敗れた。
ラモスが退場となったシーンでは、スルーパスに抜け出したソシエダMFブライス・メンデスを阻止しようと、ラモスが遅れ気味にタックル。これがイエローカードとなり、後半37分に日本代表MF久保建英を倒した際の警告と合わせて、退場となった。
しかしその後、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)の介入により、主審は2枚目のイエローカードを取り消し、レッドカード判定に変更。ラモスはキャリアで通算29回目、ラ・リーガでは最多記録を更新する通算21回目の退場処分となった。
英メディア「スポーツ・バイブル」は「ラモスのワイルドなシーン」と見出しを打ち、「厳密に言えば、ラモスには2枚のレッドカードが提示されたことになる」と状況を説明。海外ファンが「これぞラモス」「レッドカードの神」「なんで1試合でレッドカードを2枚も?」などと、ラモスを揶揄するコメントも紹介していた。
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