バルセロナが年明けに地獄のスケジュールに直面! 国王杯8強進出時、24日間で8試合の強行軍

今回の強行軍がバルサのリーグ3連覇に向けた最大の試練に

 バルセロナが2017年の年明けに24日間で8試合という地獄のスケジュールに直面する可能性が浮上している。スペイン地元紙「AS」が報じた。

 ルイス・エンリケ監督は2シーズン前にUEFAチャンピオンズリーグ、リーガ、国王杯の三冠を達成し、昨季は国内2冠を達成した。多大な成果を挙げた陰には指揮官の絶妙なマンマネジメント力が存在するという。

「ルイス・エンリケがカンプノウにトップチームの監督としてやって来て以来、信じられないようなディテールと努力が費やされ、チームのフィジカル的な正しいバランスを取ってきた。試合と練習の間で適度な休養期間を与えてきた」

 その特集で手腕を高く評価されているエンリケ監督だが、新たな試練がやってくるという。1月5日と11日に国王杯16強アスレチック・ビルバオ戦を控えているが、同杯8強進出を決めた場合、およそ中3日での強行日程が続くことになり、24日間で8試合の強行軍を強いられることになる。

 ビルバオとの国王杯16強第1後(5日)、ビジャレアル(8日)を挟んでビルバオとの第2戦(11日)。ラス・パルマス(15日)、MF乾貴士の所属するエイバル(22日)、レアル・ベティス(29日)の6試合はすでに確定している。国王杯準々決勝に進出した場合には18日に第1戦、25日に第2戦が組み込まれるため、それで計8試合となる計算だ。

 バルサは試合消化数の1試合少ない首位レアルと勝ち点3差で2位。この過密日程のなかで差を広げられると苦しい状況に立たされるだけに、今回の強行軍がリーグ3連覇に向けた最大の試練になりそうだ。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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