パリ五輪出場へ「中国は弱気」 日韓同居…U-23アジア杯・“死の組”に海外メディア言及「注目の的」

パリ五輪出場へ中国は既に弱気ムード?【写真:ロイター】
パリ五輪出場へ中国は既に弱気ムード?【写真:ロイター】

グループBはFIFAランキング称され各国から注目される

 来春にカタールで開催されるパリ五輪予選も兼ねたU-23アジアカップの組み合わせが決定。グループBは日本(FIFAランキング18位)、韓国(同24位)、UAE(同69位)、中国(同79位)が同居し、激しい戦いが予想される。海外メディアも「死の組として注目の的だ」と振り分けに言及した。

 パリ五輪(24年7月26日~8月11)の出場権が懸かるU-23アジアカップは、グループリーグで16チームが4チームずつ4組に分かれる。総当たり戦となり、各グループ上位2位までが決勝トーナメントに駒を進め、大会上位3チームに入ればパリ五輪の出場権を獲得。4位はアフリカ地域代表チームとの大陸間プレーオフへと進む。

 香港メディア「香港01」はこの組み分けについて「中国のメディアはもちろん、韓国も今回の組を“死の組”と表現した」と、グループBについて触れた。記事のなかで「中国では『パリに早くも縁がなくなったのか』と大会進出へ弱気だ」と、B組内でFIFAランキング79位と厳しい立場の中国の反応にも注目している。

 また韓国側の反応も報道。「韓国メディアは中国を恐ろしい相手と表現したが、杭州アジア大会で対戦時には2-0と完勝。韓国はその後、決勝戦で日本を下して同大会のタイトル防衛に成功した」と過去対戦成績にも言及し、直近の大会で強さを示している韓国についても伝えていた。

 日本でも、難しい相手が集まったグループBにはさまざまな反応が寄せられている。運命のU-23アジアカップは、来年4月15日から開幕する予定だ。

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