日本代表の最大の“長所”「世界一だった」 権田修一、世界大会で実感した「経験値の差」とは?

カタールW杯でゴールを守った権田修一【写真:ロイター】
カタールW杯でゴールを守った権田修一【写真:ロイター】

FIFA公式インタビューで昨年のW杯を1年越しに振り返る

 2022年のカタール・ワールドカップ(W杯)で守護神として活躍したGK権田修一(清水エスパルス)に、FIFA(国際サッカー連盟)公式が直撃。約1年前の大会をインタビューで振り返るなか、W杯を通して感じた日本の凄さについて言及している。

 権田は昨年のカタール大会で、グループリーグ初戦から4試合すべてでフル出場。2-1で逆転勝利したドイツ戦ではPK献上の失態はあったものの、驚異の“4連続セーブ”でチームを救いMOM(マン・オブ・ザ・マッチ)にも選出されている。

 日本はグループリーグでドイツ、スペインを破りE組1位で決勝トーナメントへと進んだが、1回戦のクロアチア戦でPK戦までもつれた末に敗れた。ベスト16で去ったカタール大会について権田は「僕は2014年のメンバーには選出されていましたが、2018年の大会には選ばれませんでしたので、(カタール2022は)8年越しの思いが詰まった大会でした」と、当時から特別なものを感じていたようだ。

「目標であったベスト8には届かず、悔しさやもっと貢献したいという思いが強かったです。自分の夢が叶ったという嬉しさと同時に、また次の大会でもっといい成績を残したいと思わせてくれた大会でした」

 グループリーグ第3戦では、スペインと激突。第2戦コスタリカ戦を落としていた日本だったが、権田は当時を振り返り「チーム全体がスペイン戦に勝つことだけを考えて過ごしました。僕を含めたディフェンス陣は最少失点にさえ抑えていれば、オフェンスの選手たちが得点をとって逆転勝ちできることを信じていました。日本代表は途中出場で誰が出てもチームに貢献できるし、それがチームの長所だと思っています」と森保ジャパンの強さの秘密を明かしている。

「人生がかかった4年に一度しかない舞台で、途中出場で入ってきて結果を出すのはなかなか難しいのですが、そういった意味で誰もが自分の役割を理解してチームに貢献しようとする部分では、僕はあの大会では日本が世界一だったと思っています」

 無事スペインを下し、決勝トーナメントへと駒を進めた日本。だがクロアチアの壁は厚く、PK戦まで競った試合で敗戦を喫した。権田は敗れたクロアチア戦で、両国の「経験値の差」を痛感したという。「大舞台でのPK戦の経験が少なかった」点を挙げ、今後は日本も「W杯に近い雰囲気や重みのある大会やリーグで経験を積むことが必要になってくる」と、権田は持論を展開していた。

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