「人のこと言えるのか?」 韓国、中国を「少林サッカー」揶揄が波紋…日本ファンの指摘に中国注目

韓国代表と中国代表が21日に対戦【写真:ロイター】
韓国代表と中国代表が21日に対戦【写真:ロイター】

W杯予選の直接対決を前に両国メディアが“口撃”

 北中米ワールドカップ(W杯)アジア2次予選の第2戦は11月21日に各地で行われる予定で、グループCではともに第1戦を勝利した中国と韓国が激突。この一戦を前に、韓国メディアが「中国の『少林サッカー』は悪名高い」などと報じたことに、日本のファンからも批判が上がり、中国メディアも取り上げている。

 発端となったのは、韓国のスポーツ・芸能総合サイト「OSEN」による報道だ。「中国の『少林サッカー』は悪名高く、中国チームの『乱暴な行為』を懸念している」といった内容で、2-1で勝利したタイとの第1戦で17回のファウルを犯し、4枚のイエローカードが提示されたものを引き合いに伝えられた。

 これに対し、中国メディア「SOHU」は「試合開始前から韓国メディアはすでに中国男子サッカーチームを中傷し始めた。試合前にいつも汚水を浴びせられるとは思わなかった」と怒りを露わにしていた。

 そのなかで、「SOHU」は別立ての記事で「韓国の中国への揶揄に日本ファン不満」と見出しを打ち、日本のファンから韓国に対して「人のことを言えるのか?」「韓国は中国よりもテコンドーサッカーが上手い」「少林サッカー対テコンドーサッカー」「中国が暴力なら、韓国は死がチラつくようなものだ」といった、否定的な声が上がっていることを取り上げている。

 11月21日の直接対決の結果によって、中韓の対立は一層激化するかもしれない。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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