アーセナル堅守を英紙が高評価 失点数はリーグ最少の“10”「冨安が左サイドでプレーする場合は…」

アーセナルの守備陣に注目【写真:Getty Images】
アーセナルの守備陣に注目【写真:Getty Images】

リバプールと並び、今季はここまでプレミア最少失点の「10」

 イングランド1部アーセナルは第12節の終了時点で、プレミアリーグ首位のマンチェスター・シティと勝点1差の3位につけている。失点数は同じ勝点の2位リバプールと並ぶリーグ最少の「10」で、その堅守がチームの好調を支えていると現地メディアも指摘している。

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 アーセナルはここまで8勝3分1敗の勝点27。11月5日のニューカッスル戦(0-1)で今季初黒星を喫したが、前節はバーンリーに3-1で快勝。崩れることなく、首位争いを続けている。

 英紙「Ham & High」はイングランド代表MFデクラン・ライスの加入によってさらに強化されたアーセナルの守備陣が成功の鍵を握ると報じている。

「攻撃はまだ上手くいってないようにも見えるが、(ミケル・)アルテタのチームの守備は夏の新戦力のデクラン・ライスにも助けもあり、時折不安定な部分もあるとはいえ、いいパフォーマンスをしている。特に冨安健洋が左サイドでプレーする場合は、4人のセントラルディフェンダーとその前のライスとジョルジーニョが強固な土台を築くため、崩すのが難しく、相手のチャンスを制限している」

 攻撃陣はFWガブリエウ・ジェズスを筆頭に怪我を抱えている選手も多く、ベストメンバーを組めない状況も続くなかで、守備陣は個々が非常に安定したパフォーマンスを披露している。日本代表DF冨安健洋は開幕からベンチスタートが続いていたが、最近では先発起用が増えており、守備の安定に大きく貢献している。

 冨安、ベン・ホワイトの両サイドとウィリアム・サリバ、ガブリエウ・マガリャンイスによる4バックのように、センターバックタイプの選手だけで4バックを構成するのはペップ・グアルディオラ監督率いる王者シティで昨季からよく見られる形であり、ペップの元アシスタントコーチであるアルテタ監督がそのスタイルを継承している。彼らを中心としたリーグナンバーワンの守備力が好調“ガナーズ”を支えている。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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