接戦を制し新潟とINACが皇后杯決勝に進出! 6年間で4度目の頂上決戦に

新潟がベレーザ三冠の野望を打ち砕く

 日本女子サッカーのシーズンの最後を飾る皇后杯の決勝進出チームが出揃った。23日に準決勝2試合が行われ、アルビレックス新潟レディースとINAC神戸レオネッサが勝利を飾り決勝進出を決めた。今季を含めた最近6シーズンで4回目となる決勝カードが決まった。

 第1試合は今季リーグ戦とリーグカップを制して、2007年以来の三冠獲得を目指す日テレ・ベレーザとアルビレックス新潟レディースの対戦になった。ベレーザがボール保持率を高めて攻撃に出るが、新潟も最終ラインでの粘り強い守備で耐えてゲームが進んだ。前半のうちにベレーザはFW田中美南がGKと1対1になるチャンスもあったが、新潟GK福村香奈絵のファインセーブの前に決めきれず、スコアレスでハーフタイムを迎えた。

 すると後半9分、新潟はDF小原由梨愛が前方に上げたボールをFW大石沙弥香がヘディングで競り勝って前につなぐと、走り込んだMF八坂芽依が右足インフロントでカーブをかけたシュートを決めた。八坂は「ゴールは狙っていたところなので、そこで点を取れたことが嬉しい。監督からの指示もあり、徹底していた」と、耐えしのぐ展開からの少ないチャンスをゴールにつなげた喜びを語った。

 反撃に出るベレーザは新潟の組織的な守備の前に攻撃の糸口を見つけることができず、そのまま時間が流れて新潟が1-0と勝利。新潟は2011年からの6年間で4回目の決勝進出と、皇后杯での強さを見せつけた。主将のDF中村楓は「終始苦しい時間帯が続いたけど、一人ひとりが粘り強く戦えた。遠いところまで来てくれるサポーター、大規模な火災の被害に遭われた方にも勇気を与えたい」と、前日に本拠地の新潟県にある糸魚川市で発生した火災にも思いを巡らせて決勝への意気込みを語った。

 

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