7試合ぶりの先発復帰で同点アシストのドルト香川 決定機逸で独紙評価は真っ二つ!

足首の負傷が癒え、アウクスブルク戦で戦列復帰

 ドルトムントの日本代表MF香川真司は、現地時間20日の本拠地アウクスブルク戦で攻撃的MFとして7試合ぶりに先発出場を果たした。71分間のプレーで、チームに勝ち点1をもたらす今季初アシストをマークした一方で、キックミスによって決定機をふいにするなどミスも目立った背番号23に対して、ドイツメディアは厳しい評価を下している。試合は1-1の引き分けに終わった。

 香川はエリア内に走り込み、FWオーバメヤンからの折り返しを左足でシュートするなど、前半から積極的にゴール前に顔を出した。1点ビハインドで迎えた後半2分には、デンベレへのラストパスでリーグ戦今季初アシストを記録。リーグ戦で得点に絡んだのは、1得点1アシストを決めた今年4月30日のヴォルフスブルク戦(5-1)以来約8カ月ぶりとなった。

 ドルトムントは追加点を奪えずに1-1で引き分け、3試合連続ドローで2016年の日程を終えた。足首痛からの復帰戦でチームを敗戦から救った香川だが、一方でミスも散見された。後半14分にはゴール前で決定機を迎えたが、中央へ折り返そうと体を捻りながらのキックは足に上手くヒットせず、ビッグチャンスをふいにする形となった。さらに同24分にはドリブルのタッチが大きくなってボールを失うと、奪われた相手を手で倒したためにイエローカードを受け、その直後の同26分にMFカストロとの交代でピッチを後にした。

 

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