ネイマール、11月2日予定の手術に不安材料 ブラジル実施&医師指名もアル・ヒラルの最終承認待ちと現地報道

大怪我からの復帰を目指すネイマール【写真:徳原隆元】
大怪我からの復帰を目指すネイマール【写真:徳原隆元】

10月のW杯南米予選で左膝の前十字靱帯断裂と半月板断裂の重傷

 ブラジル代表FWネイマールは、現地時間10月17日のワールドカップ(W杯)南米予選のウルグアイ戦で左膝の前十字靱帯断裂と半月板断裂の重傷を負った。現地時間11月2日にブラジル国内で手術を受ける予定だが、所属するアル・ヒラルの最終承認待ちだという。ブラジルメディア「グローボ・エスポルチ」が伝えた。

 今夏にフランス1部パリ・サンジェルマン(PSG)から、世界的にスター選手に高額オファーを投下したサウジアラビアへ移籍していく流れに乗った1人のネイマール。そんななか、現地時間10月17日に行われたW杯南米予選のウルグアイ戦中に左膝を怪我して途中交代。検査の結果、左膝の前十字靭帯ならびに半月板の断裂という重傷を負った。

 全治10か月と言われるネイマールは、11月2日にブラジルのベロオリゾンテで手術を受ける予定。ブラジルメディア「グローボ・エスポルチ」によれば、ブラジル代表のチームドクターを務めるロドリゴ・ラスマール氏による手術を希望したといい、アル・ヒラルからの最終承認待ちだという。

「アル・ヒラルはパリで手術を行うつもりだったが、ネイマールはラスマール氏による手術を受けることを望んだ。ブラジル代表とアトレティコMGのチームドクターであるラスマール氏はアル・ヒラルに雇われて手術を行うことになる」

 ラスマール氏は2018年にネイマールが右足を骨折した際の手術を担当。今年3月にも足首靭帯損傷の手術に携わった1人であり、ネイマールの信頼は厚いが、アル・ヒラルからの許可が下りて予定通り手術を行えるだろうか。

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