中国リーグで衝撃の乱闘劇 “のど輪攻撃”も発生…5分間で4人退場の大荒れ「信じられない光景」

中国リーグで起きた乱闘劇が話題(写真はイメージです)【写真:Getty Images】
中国リーグで起きた乱闘劇が話題(写真はイメージです)【写真:Getty Images】

リーグ優勝が懸かった上海海港VS山東泰山の一戦がヒートアップ

 中国スーパーリーグの上海海港は、10月29日に行われた山東泰山戦でリーグ優勝を決めた。2位チームとの頂上決戦は退場者5人を出す大荒れに。試合中には大乱闘が発生し、5分で4人退場となる衝撃の展開になった。

 首位の上海海港は前半16分にFWルー・ウェンジュンの得点で先制。試合終盤、山東泰山に同点ゴールを許し1-1の引き分けに終わったものの、1試合を残して勝ち点5差のままとなり、リーグタイトルを獲得した。

 試合は激しい攻防が繰り広げられ、事件は前半終盤に発生した。山東泰山が左サイドで獲得したフリーキックからリスタートしようとした際、ゴール前で小競り合いが発生。その後、両軍入り乱れる乱闘に発展した。

 このシーンで相手選手へ報復行為をはたらいた山東泰山のMFモイゼスにレッドカードが提示。上海海港では“のど輪攻撃”を見舞ったMFツァイ・フイカン、判定に抗議したハビエル・ペレイラ監督が一発レッド、ルー・ウェンジュンは2枚目の警告で退場を宣告されている。

 記録上、5分で4人が退場する異例の事態になった試合は後半もヒートアップする。同30分には危険タックルに激昂した山東泰山のMFフェルナンジーニョが相手選手を突き飛ばしてしまうと、主審はレッドカードを提示。最終的に両チームの選手、スタッフ合わせて5人が退場宣告された。

 荒れた試合内容には中国メディア「sohu」も驚きを隠せず、「フィールド上で信じられないような光景が起こり、主審の冷静なフィールドコントロールと厳しく公正なペナルティーがなかったら、試合はどうなっていたか誰にも分からないラグビーの試合に発展しただろう」と、皮肉交じりに伝えていた。

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